サロン・デュ・ショコラはチョコレート好きには堪らない祭典だった。

Expressions Cacao, Innovations Chocolat

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僕はチョコレートが大好きである。それも極度の。

冷蔵庫を開けると常にチョコレートのストックがあり、切れそうになると慌てて買い足す。ちなみに今のストックはTIMTAMと帰省したときに買ってきたロイズのナッティバー。そんなチョコレート大好き人間が毎年開催されているチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ」へ行ってきた。

サロン・デュ・ショコラは2013年から日本で行っているみたい。HPの文面がステキだったので引用。

人々を惹きつけてやまない、多彩な魅力にあふれるカカオたち。 

革新的なアイデアや技術で、より進化し続けるショコラの数々。
豊かな想像力と繊細な職人技を持つショコラティエたちが、あなたを至福の楽園へ誘います。

ショコラは、常に進化し続けます。
それはショコラが飲み物だった古代から芸術の域にまで昇華した現在にたどり着く
時空を越えた冒険と言えるでしょう。

古代から受け継がれたカカオをショコラにかえるショコラティエの存在。
1人のショコラティエにはアルチザンとアーティストの二面性があります。
この二面性に人々は惹かれ、そしてショコラを食べることで
ショコラティエをより深く理解します。

NO CHOCOLAT,NO LIFE.
カカオが育つ豊かな大地が無ければ、ショコラを生みだすことはできません。
自然の恵みへの感謝とショコラティエへのリスペクトを胸に、
皆さまにショコラの素晴らしさをお伝えします。

 

 10時からの会場で、10:45ぐらいに新宿NSビルに着いたのだが既に長蛇の列。こんなに人気ならもっと早くからくればよかったと後悔。並んでいる客の大半はカップル。このカップルのいったい何組が本当にチョコレートが好きで来ているのだろうか。心からチョコレートと対話する気持ちがなくて、薄っぺらい興味本位で来ているだけなのではないかと思いながら並んでいると意外とすぐ会場へ入れた。結局1時間半ぐらい並んでたはず。並んでいる時点で売り切れ情報も回っていた。モリ・ヨシダのチョコレート食べたかったのに残念。

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会場IN。チョコレートの彫刻等がロビーに展示されている。

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早速食べたいのでショコラバーで三種類のチョコレートとコーヒーを頂けるティスティングセットを。

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シュスペンス、アリアンス、オランジカオの三種類。シュスペンスは中にわたパチの飴みたいなかんじで、パチパチと弾けるモノが入っていてとても面白い食感。アリアンスは安定のチョコレートという感じ。やっぱり一番好き。オランジカオはオレンジの風味が爽やかで程よい酸味が口の中をさっぱりさせてくれる。コーヒーはチョコレートと合うマンデリン。チョコレートだけではなくコーヒーも拘っているのがなんともにくい。チョコレートとコーヒーの組み合わせの素晴らしさについてはまた別の機会に。

 

販売会場では世界中のショコラティエと会うことが出来感動。フランス語は全くダメなので、つたない英語でなんとか会話。そう考えると日本の辻口さんを見た時親近感が湧いた。サインもらっちゃったし。

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ル・ショコラ・ドゥ・アッシュのタルト・オ・ショコラは絶品だった。一口噛み付いた瞬間に中からほんのり温かいチョコレートが口の中へ流れてきて幸せな気持ちに。

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パティスリー・サダハル・アオキ・パリのTAKOYAKI ショック・ショコラはそのネーミングさながら見た目が完全にたこ焼き。これ美味しいのか?と思ったけど長蛇の列だったので並んで買ってみたらめちゃくちゃうまかったです。作る工程は完全にたこ焼きだったけど紅しょうがや青のりの鮮やかな色はすべてマカロンだった。

 

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長々と書いてもつまらないのでここで切り上げます。本当に幸せな時間を過ごせて、また来年のサロン・デュ・ショコラに来るためにかんばろうと思いました。

素晴らしいお祭りなので、今年行けなかった人は是非来年いきましょう。